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奈良先端科学技術大学院大学 バイオサイエンス研究科

就職支援


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就職アドバイザー

川本 雅之 客員教授
専門分野「生産管理、品質管理」

1969年大阪大学工学部醗酵工学科卒、辰馬本家酒造(株)入社。研究室、醸造部-精米課(原料米の購入と精米を担当)、技術開発課、醸造課(酒蔵を担当)の課・次長職を経て1994年Hakushika Sake USA Corporation 副社長(現地代表)生産の全てを担当。2000年帰国、研究・技術開発および施設管理部門を担当。2004年定年退職。

川本 雅之 客員教授

いくつもの要因が重なり、今就職は非常に厳しい環境にあります。勿論不況も大きな原因ですが、多くの学生が有名な企業を目指すため、いわゆる大企業の競争率が極めて高くなっていることも注目する必要があります。従業員数が1,000人以下の企業では倍以上の求人があります。企業の知名度や規模を離れて、自分がやりたい仕事は何かとの観点から就職を考えることが必要です。難関を乗り越えてやっと就職できた会社を3年以内に1/3の人が辞めるミスマッチという現象は、多大な時間をかけた就職活動に過誤があったのでしょう。就職活動では真に自分に合った仕事、志望企業を探すために企業のことをよく知っておく必要があります。

私は業界では大手ですが、会社規模としては中堅の酒造会社で35年余り勤務してきました。入社した時は高度成長期で様々な問題(公害、食品添加物など)が次々と社会化し、規制法が施行されるといった時代でその都度対応を命ぜられましたが、全て初めてのことで夢中で取組んだことを思い出します。また何十年に一度あるかという新工場建設のプロジェクトもありました。現場の仕事が主だったのですが、アカデミックな研究にも係わったこともあり、実に多くの仕事に従事しました。またアメリカで生活し働くということはかつて想像もしなかった体験でした。仕事としての守備範囲が広い(可能性が高い)ことが中小企業の特徴だと思います。大企業も小企業もその会社機能は同じです。中小企業ではあらゆる部門で働くことを求められる可能性があります。

私は就職アドバイザーとして主に食品関係企業の情報、食品企業の多様性や、その中での様々な仕事について話しています。就職を考えるに際して視野を広く持つことがNAISTの皆さんにとって重要です。就活を始める前にあなたの未来について話し合ってみませんか。就活はそこから始まります。

新城 雅子 客員教授
専門分野「バイオコンサルティング」

1979年大阪大学大学院工学発酵工学専攻修士卒、日本ロシュ研究所入社。1995年研究室長、1996年大阪大学工学博士(微生物の代謝工学)、2002年10月スイス ロシュ本社研究所Senior Scientist, 2004年10月、オランダDSMの傘下に。 2005年11月、帰国。 現、個人事業MS BioConsulting主宰:スイス オランダ顧客が主。研究・特許・薬事申請・バイオインフォマティックス分野。

新城 雅子 客員教授

元祖就職氷河期に数少ない選択肢から国際製薬企業に飛び込んで23年半、厳しくも自由な研究活動を続けてきました。 研究所在職中、グローバルな研究体制の中、男女機会均等の環境下、論文博士取得、欧米への短中期出張の機会にも恵まれ、グループメンバーと切磋琢磨してきました。企業の合併、買収を経験し、人生の岐路に何度か立会いましたが、その都度、これをチャンスとし未知の世界へ旅立ちました。欧州で現地採用ポジションを得て、学生の採用面接から始めて研究室を立ち上げた経験は、今も自信になっています。企業での研究は、創造的な技術あってこそですが、同時に生産精製プロセス、特許、申請、などプロジェクトの始めから将来まで俯瞰して、全エキスパートが参画して行われます。2年半前に帰国してからは、企業人時代にはできなかった新たな申請やベンチャー企業のコンサルタントを個人事業として楽しんでいます。

自分の半生を振り返ってみますと、人生の節目で恩師、先輩から得た助言、知恵は、深く刷り込まれていることに気づきます。 技術革新の目まぐるしい今日、先端の研究開発に没頭されている研究者(卵をつついている)の皆様と、目先の就職イベントに留まることなく、バイオサイエンスを学ばれた科学者の皆様の将来のキャリアパスについて忌憚ない意見交換を通じて、一緒に考えていけたらと思っています。訪問をお待ちしています、ドアはいつも開いています。

石井 正文 客員教授
専門分野「化学」

1974年 東京大学大学院農学系研究科農芸化学専攻修士課程修了。1974年 三菱化成工業株式会社(現 三菱化学(株))入社。研究所、肥料無機事業部および黒崎事業所を経て、2000年にダイヤ園芸株式会社へ出向。2002年 バイオテクノロジー開発技術研究組合へ出向しNEDOプロジェクト「植物の物質生産プロセス制御基盤技術開発」の事務局を担当、2010年11月退職。現、有明商事株式会社技術顧問。

石井 正文 客員教授

入社以来約37年間主として農業および植物に関連した事業企画や研究開発・研究管理に従事してきました。これらの業務を遂行するためには専門知識は勿論、会社の事業方針、製造から販売、さらには社会的な要請や規制に関する幅広い知識と理解を持って社内や業界、顧客、官庁など社外の人々との対話や交渉を行うことが必要でした。一方、対話や交渉を行うことで知識や理解の幅が広がりますし、自分が考えた計画や成果をチェックすることにも有益でした。また、自分の考えを整理する上でも大事なことです。

企業が学卒、特に大学院卒業者(修了者)を採用する場合には「自ら考え行動できる人間」であるかどうかがポイントになります。言い換えるとPDCAサイクル(Plan→Do→Check→Action)をきちんと回せる人間を必要としています。NAISTの教育は専門知識や技術を学ぶことを通じて「自ら考え行動できる人間」に育てることが特長であると思いますので、しっかり学んで就職活動にも生かしてください。就職アドバイザーとしては、皆様とお話しし、そこで何らかのヒントを得てもらったり、考えの整理をしていただけるようお役に立ちたいと思っています。ぜひお気軽に就職相談室においで下さい。

北川 雄二 客員教授
専門分野「食品開発、品質保証」

1977年大阪大学工学部発酵工学科卒、日清食品(株)入社。技術系研究員として、加工食品の研究開発から始まり、新規事業の医薬品部門を経て、1990年NMBI社(Nissin Molecular Biology Institute Inc.アメリカ ボストン市)に出向し、AIDS治療薬の研究、研究所管理。1996年帰国し、本社人事部、経営企画部、国際部の管理部門を担当。2006年食品安全研究所にて品質保証部門、および中国上海食品安全研究所建設。2011年退職。

北川 雄二 客員教授

かつて、企業が強かった時代は、大学で何を学んだかとは関係なく、オン・ザ・ジョブ・トレーニングで一人前になるまで育てることが可能でした。今はそんな余裕はありません。日本企業はより高い付加価値を出し続けていかないと、世界の中で生き残っていけないでしょう。そして、入社からすぐに結果を出せる人材を求め続けていくでしょう。特にNAISTには最前線の研究開発要員を期待することでしょう。

そんな中で、これから就職活動される皆さんには、まず「コミュニケーション能力アップ」が重要です。これは、お互いを理解し信頼関係を築くために必要不可欠です。就職活動の面接では、相手(企業ならびにその業界)について詳しく調査し、その上で相手に自分の長所をいかにアピール出来るかがキーポイントになります。

さらに、人間として当然のことですが常に「明るく 元気で 素直に」という姿勢で研究・仕事に取り組んでほしいと思います。「明るく」とは物事をポジティブに考え、職場を明るくして、周りの人が一緒に働きたいと思う人になること、「元気で」とはいろいろな苦労・困難にあっても、へこたれず、早く立ち直って頑張り続けること、「素直に」とは自分の考えとは違っていても、謙虚に人の意見を聞き受け入れられることです。自分自身を変えることは難しいですが、少し意識するだけで違ってきます。さあ、就職相談室で私と楽しくコミュニケーションしましょう。そしてこれからの就職活動を積極的に乗り切りましょう。